こんにちは、マネーヒーローズの真宮です。
今回は、4月22日に起こった投資詐欺事件について詳しく解説していきます。
このような危険な投資案件を未然に防ぐために、最後まで必ず読むようにしましょう。

2025年4月22日、滋賀県警草津署は、滋賀県栗東市在住の無職の男性(73)がSNS上で持ちかけられた「投資話」により、総額約600万円をだまし取られるという事件を発表しました。
そこで今回は、なぜ600万円もの大金が騙し取られたのか?、どういった詐欺グループが関わっているのか、どのような手口で詐欺を行ったのか?、この事件は解決したのか?などを詳しく解説していきます。

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①有名投資家だけが売買する株は実在するのか?
まずは、皆さんが気になる【有名投資家だけが売買する株は実在するのか?】について詳しく解説していきます。
この謳い文句は、詐欺でよく使われる“特別感”を演出するための言葉で、現実的にはそのような株は存在しません。
✅ 1. 「有名投資家だけが売買している株」は幻想
証券取引所に上場している株式は、基本的に誰でも自由に売買可能です。有名投資家、機関投資家、個人投資家など、立場に関係なく同じ市場で取引をしています。
詐欺師が使う「有名投資家だけが買える株」や「限られた人しか参加できない取引」などは、実態のないウソです。
✅ 2. 機関投資家専用の市場は存在する
一部の大口投資家(年金ファンド、ヘッジファンド、投資信託など)が取引する「ダークプール(私設取引システム)」のような非公開市場はありますが、これは個別株の価格変動を抑える目的で使われるものです。
ただし、ここで売買されるのも通常の上場株であり、「特別な銘柄」ではありません。さらに、個人がそこに「特別に参加できる」といったことは、まずあり得ません。
✅ 3. なぜ詐欺グループはこの言葉を使うのか?
- 「特別な情報をあなたにだけ教える」という優越感・特別感を演出したい
- 有名投資家の名前を出すことで、信頼性を偽装したい
- 被害者に「このチャンスを逃しては損だ」と思わせる焦りを誘う
これは典型的な心理操作のテクニックで、信頼させて冷静な判断を奪うことが目的です。
このような「特定の人物しか買えない株を買える」などと説明された投資案件について相談はもちろんのこと、ご自身が参加している投資コミュニティや利用している投資案件など、投資についての相談がしたい方は、気軽に私たちマネーヒーローズのLINEまでご相談ください。
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②滋賀・栗東市の男性がSNS投資詐欺で600万円被害の真相
被害の経緯:信じてしまった“儲け話”の裏側
スマートフォン広告からLINEへ
被害者の男性は、昨年11月中旬と今年3月上旬に、スマートフォン上に表示された「投資関連の広告」にアクセスしました。そこから誘導されたのは、LINEグループ。
グループ内では、「有名投資家の専属アシスタント」や「金融機関関係者」を名乗る人物が登場し、以下のような“特別な投資話”が持ちかけられました。
- 「有名投資家同士だけが売買している株を購入できる」
- 「機関投資家向けの非公開投資サイトにアクセスできる」
こうした話は、一般の個人投資家が「特別なチャンス」と信じてしまうよう巧妙に設計されています。
6回にわたる送金
男性はその後、3月24日から4月17日までに6回、詐欺グループから指定された複数の銀行口座に送金しました。
送金はそれぞれ3回ずつ、計6回、合計約600万円にのぼりました。詐欺グループは「投資口座に反映された」「利益が出ている」と虚偽の報告をし続け、出金を求めると「税金」「保証金」といった名目でさらに送金を促す可能性が高かったと見られています。
こうした詐欺はなぜ見抜けないのか?
- LINEグループには“サクラ”が多数:他の参加者が「先生のおかげで儲かった」などと投稿することで、本物の投資家がいるかのように見せかけます。
- 偽アプリや投資サイト:実際には存在しない利益を表示して、あたかも「自分ももうかっている」と思わせる。
- 専門用語や“機関取引”といった耳慣れない言葉で権威性を演出。
詐欺グループの組織構造と運営
大阪府警が過去に摘発した大規模なSNS投資詐欺グループでは、107人が逮捕されました。このグループは、複数のスマートフォンを使い分ける「打ち子」と呼ばれる実行部隊、彼らを管理する幹部、全体を統括するリーダーという明確な階層構造を持っていました 。
また、SNS上で豪華な生活を演出するアカウントを使い、若者をターゲットにした勧誘も行われていました。これらのアカウントは、ブランド品や高級料理の写真を投稿し、「成功者」のイメージを植え付けていました 。
③SNS型投資詐欺の手口と特徴
1. 信頼構築のための巧妙な演出
詐欺グループは、まずSNS上で著名人や投資家を装い、被害者に接触します。最初は投資の基礎知識を教えるなど、金銭の要求はせず、信頼関係を築きます。被害者は、送られてくる資料やグループチャットでのやり取りから、相手を信頼するようになります 。
2. サクラを使ったグループチャット
被害者は、投資グループのLINEチャットなどに招待されます。そこでは、他の参加者(実際は詐欺グループのメンバー)が「先生のおかげで儲かった」といった投稿を行い、被害者の信頼をさらに深めます 。
3. 投資アプリや専用サイトでの利益演出
詐欺グループは、被害者に投資用のアプリや専用サイトを使わせ、実際には存在しない利益が出ているように見せかけます。これにより、被害者はさらに多額の資金を投入するようになります 。
4. 出金時の追加請求
被害者が利益の出金を求めると、「税金」や「保証金」などの名目で追加の金銭を要求されます。最終的には、出金ができないまま連絡が取れなくなり、被害が確定します 。
被害防止のために
- SNS上の投資話には注意:著名人や投資家を名乗る人物からの投資勧誘には警戒が必要です。
- 個人名義の口座への送金は避ける:正規の投資では、個人名義の口座への送金を求められることはありません。
- 出金時の追加請求には応じない:「税金」や「保証金」などの名目で追加の金銭を要求された場合、詐欺の可能性が高いです。
- 不安な場合は専門機関に相談:最寄りの消費生活センターにすぐに相談しましょう。
以上が、今回の内容になります。
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